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06 / 05 / 2006
ダ・ヴィンチ・コード / ダン・ブラウン

ひと月くらい前に本屋に行ったら『ダ・ヴィンチ・コード』が文庫化されたっていうんで平積みっていうか山積みになっていた。名前はなんとなく聞いたことあるっていう程度だったんだけど、その山積み周辺に並んでた『ダ・ヴィンチの絵画に隠された秘密(仮名)』的な本とか『名画の秘密を読み解く(仮名)』的な内容の画集もどきみたいのが面白そうで、そんな面白そうな内容の物語なのか!と衝動的に文庫を上中下まとめて買ったのでした。

読み初めは謎解きワクワクっていうのもあってとても面白かった。暗号がフィボナッチ数列と関係あるとか、ちょうど直前にテレビの『コマネチ大学数学科』でフィボナッチ数列をやっていたっていうのもあってタイムリーだったっていうのもあったのかも。で、ストーリーもさることながら謎解きも黄金比とか興味深いところに行ってくれてんなぁとか思っていたのだけど、なんつーか、話が進むにつれて物語がハリウッド感増してきて、ダ・ヴィンチっていうのはたんにキッカケにすぎないんだよね、とか気付いた途端につまらなくなっちゃった。

(続きはネタバレアリ)


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