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アムスからケルンに移動する途中でユトレヒトに寄ってみる。
ユトレヒトはミッフィーで有名なディック・ブルーナと、モンドリアンみたいな椅子で有名なリートフェルトの街。
ユトレヒト市立中央美術館でゴチャゴチャーっとたくさんの展示物を、いかにも「市民の美術館」といった空間で、仰々しくケースに入れたりして「大切なものですから絶対触るなよ!」といった性悪説に基いた展示方法じゃなくて、大切な作品がサクーッとフツーに剥き出しで置いてあるっていう、性善説に基いた展示方法であるのが素晴しい。リートフェルトの椅子は、どこからが展示物でどこからが備品なのか一瞬分からなくなったほど。
ていうか昨日のアムスのSMCSもそうだけどゴッホの絵とかモロにキャンバスに触れちゃうんだよなぁ。凄い。
ブルーナに関しては、日本のほうが充実してるくらい情報あるし、実際そこで売られてる本も日本製のGlyph監修のやつだったりするんで割愛。天野に教わったリートフェルトのほうを中心に。
その美術館から30分くらい歩くと、彼の設計したモダーン建築「シュローダー邸」があります。日にちが合わなくて内覧できなかったんだけど、外に3Dビューアが置いてあって、内側の雰囲気は分かるようになってる(これがなかなか良くできてる)。知らなかったんだけどこの家、世界遺産に認定されてるんですね。こっそり玄関と庭先のベンチに座って写真撮りました。
歩きまくって観まくってシビレまくった後、14:30頃の電車に乗らなくちゃいけないので急いで駅に。4時間くらいの滞在でしたがかなり濃厚。さらに濃厚な夜の待つケルンへと向うのであった。