この前の『養老天命反転地』に行くまでの単線の電車にて。
なんか、吊り革のベルト部分が異様に長いんですよ。ダッラァ〜っと長い。
で、ふと考えてみたら、たとえば首都圏の電車だと必ずココに広告スペースが付いてるんですよね。プラスチックの箱みたいのにシールが貼ってあるような。たまに缶コーヒーみたいな筒型の広告になってたりするやつ。アレに見慣れてるもんだから、いざ無いと間延びして見えるんですね。
広告だらけの世の中で、広告に侵されていない、吊り革としての機能しか持たない、汚れなき純粋な吊り革たちが、ここにはあります。
でもたぶん、吊り革としての機能も果たしたことも無いような気がします。この乗車率だと。